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綾野剛「役者をナメていた」。変化と髪型とカーネーション。 [芸能]

大人気俳優・綾野剛さん(33)。その独特な風貌で、様々な役を演じています。
現在公開中の映画『新宿スワン』では主演で、金髪アフロの髪型でスカウトマン役を好演。

昔は「役者なんて、セリフさえ合っていればそれでいいんだろ?」
小遣い稼ぎになればそれでいいや
と思いながら仕事をやっていたそうです。ではなぜ、心変わりができたのか?
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http://meyumi.tumblr.com/post/76209983589僕の恩人は、石田秀範監督です。


綾野剛のデビュー作と言えば、『仮面ライダー555(ファイズ)』で、その監督を
していたのが石田秀範さんでした。

石田監督は平成の仮面ライダーシリーズの全ての監督を務めている大物監督です。


綾野剛さんの話によると
「『仮面ライダー』で最初のシーンを撮影するまでは、正直な話、役者の仕事を完全に
ナメてたんです。『朝っぱらからオモチャ振り回して何やってんの?セリフさえ合ってれば、
それでいいんだろ』という感じで。ハッキリ言って、小遣い稼ぎになればいいと思って
やってました。それが、石田さんに会ったことで生業(なりわい)に変わったんです』
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「そのシーンとは、過去に一緒に孤児院にいた仲間たちが分裂して敵同士になるというもの。
その元仲間と対峙(たいじ)して、さあ今から戦うという場面だったんですけど、セリフにして数行。
いくら長くても、時間にして30秒もないシーンだったんですけど、結果的に、そのシーンを
23テイクまで撮り直したんです



なぜ何回も撮り直さないといけないのか。なぜここまで恥をかかされなきゃいけないのか
しかも、別に役者をやりたくてやってるわけじゃないのに、なぜ今自分はこんなことをしているのか。
だから、こんなことをやるのはイヤだったんだ。こんな思いをするんだったら全部ぶっこわしてやる


「そういった思いが頭の中で渦巻きながら、1時間20分くらい、延々と撮り直しをしていました」


「そして、23テイク目が終わって、OKがかかった。その時、なんと言ったらいいのか、初めて大人に
しっかり胸倉をつかんでもらったような気がしたんです。つかんで逃がしてもらえない。
そのうえで『お前が素人だろうとなんだろうと、テレビに映っている以上、視聴者はお前をプロとして見る。
そこに対する敬意がまったくない。そんなお前からいい芝居が生まれるはずがない』ということを、
言葉ではなくその23回の繰り返しの中で、たたき込んでもらった気がしました」と語っています。



そこで、綾野剛さんの役者という職業に対する気持ちが変わったそうで、努力に努力を重ねてきた
と話しています。


石田監督がいたから今の僕がいる。そう言い切れます。まぎれもなく、役者・綾野剛の生みの親
とまで言わせるほどの、ある意味衝撃的な出来事だったそうです。

何がキッカケで人は変わるのか分かりませんね。


長髪だったときの髪型も似合っていましたが、今の無造作のパーマも渋くて素敵です。

2011年のNHKドラマ『カーネーション』の周防龍一役でも人気を博した様に、
これからも、カーネーションの様に唯一の役者さんになっていってほしいと思います。




ちなみに、カーネーションとは、神の花という意味が込められている花だそうです。
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